選対銀杏の木 B4選挙公報用ビラ(2011年12月8日 )

選対 銀杏の木

連絡先:X(文3 2年)

学生の立場から、より良い駒場をつくりたいとの願いを込め、駒場キャンパスのシンボルにある銀杏をもちいました。

私たちの原則と政策

私たちは以下の「原則」と「政策」で学生自治会を運営していきます。

▽駒場生の要求実現の先頭に立ち奮闘するとともに、さらに学生自治会を発展させます

▽学生を大学自治の担い手の一つとしてみとめた、東大「確認書」の側を高く掲げ、全構成員自治のさらなる発展をめざします

▽思想信条の自由を厳格に守り、なおかつ、学外からの党派的介入を排して、自由な学生自治会の発展をめざします

政策

①学生の立場でしか気づかない、カリキュラムや施設について調査・研究にとりくみ、改善すべき点を集約し、当局に求めつつ、同時に改善案を研究していきます。

– 講義の教員用示の段階的な改善をひきつづき当局に強く求めていきます。

– 負担が多く、教員間格差の大きいALESSの改善を追求します。

– 全科目平均点導入制度の見直し、ガイダンスの充実、教員間格差縮小、自主ゼミ増枠など、学びという大学生活の充実に向けて改革を進めていきます。

– キャンパス内のエレベータの早急な設置を当局に求めます。

– 図書館の閲覧座席不足、トイレの少化と改善、清水機・水冷備揃の拡充など、施設利用の利便性向上、環境の改善・美化に取りくみます。

②学費の重すぎる負担を軽減し、自由な学びを保証できるよう、精力的に取り組みます

– 日本の学費は、世界的に見ても異常な高さです。能力があるにもかかわらず資金的な理由で進学をあきらめる、在学中にバイト漬けで通常な大学生活を送れない、ということがあっていいのでしょうか。

– 世帯年収400万円以下の学生への授業料免除制度は、学生自治会の、何年にもわたる粘り強い運動の成果です。この東大独自の制度を維持・充実させることを求めます。

– 日本の高等教育予算は先進国中で最低水準であり、大学予算の貧困は高学費の根本原因です。大学予算の増額を国に求めていきます。

③前例にとらわれずに、学生の立場に立つという原点に立ち返り、今、学生自治会に求められていることを常に考え続けます。その上で、今までの運動をしっかりと受け継ぎ、新たな運動にも大胆に取り組んでいきます。

-これまで学生自治会は、駒場生の要求実現のために奮闘してきました。意見を集約し学生の総意として大学当局に粘り強く働きかけてきたことで、進振り制度やカリキュラムの改善、ロッカーの増設・携帯電話の電波状況のないキャンパス施設の改善、年収400万円以下の学習への授業料免除制度の実現などが実績として挙げられます。また、自主的な活動としてで、学生生活向上のために、クラスで意見をしし、新歓活動や、教科書リサイクルの実施など学生生活を支援する身近な事業にも取り組んできました。

-しかし、過去の運動を引き継ぎ発展させてきた一方で、学生自治会は、従来の方針にとらわれ、参会に寄与する学生のニーズ、時代の変化に対応できない面があったと考えます。特に、民主的運営を目的化してしまっていたことで、中身の薄い議運営などに活動の多くを費やし、学生生活を向上させるためにどうするべきか、柔軟に考えることができなくなっていたと思います。

-わたしたちは、これまでの運動をしっかりと引き継ぎながらも、前例に固執することなく、学生のニーズを第一に、柔軟な課題実現活動に取り組んでいきます。また、要求実現活動の軸に揺さぶりながらも、ボランティア活動や震災問題などの新たな課題にも積極的に挑戦する、新しいタイプの学生自治会を目指します。

震災ボランティアの派遣にひきつづきとりくみます

学生自治会による、東日本大震災被災地へのボランティア派遣は、12回のべ97人を数えており、現地の方々からよろこばれています。11月からは、現役東大生による被災地の中高生のための進路応援プロジェクトも実施しています。ひきつづき、教養学部生の「被災地復興・復興のためのボランティア派遣に取り組んで行きます。みなさんの積極的な参加をお待ちしています。


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