学外党派の「介入」示唆:教養学部学生自治会 1月、ツイッター上で(東京大学新聞)

(2012年3月2日付)

教養学部学生自治会はツイッター上で1月、長年にわたり学外団体の「介入」を受けてきたとする一連のツイートを発信した。ツイートは「東大教養自治会(東CZ)正副委員長」のアカウント名で発信された。同会のQ委員長は東京大学新聞社の取材に対して、このツイートがQ委員長本人が発信したものと認めている。学外団体の名称は明らかにされていないが、日本共産党を指しているものとみられる。

最初にツイートが発信されたのは1月16日。「……東CZ指導部に対し、裏で、学外党派による深刻な介入が行われていた事が明らかになってきています。」として、活動への学外団体の関与の存在を示唆した。

同月30日には「その事実が、一部学生どころか、ともに自治会活動を担う党派にも属さない学生に対しても、組織的に隠蔽されてきました。……」というツイートで、外部党派の関与が自治会指導部内でも一部の学生にしか認識されていなかったとした。

自治会は先月の常任委員会で、学外からの党派的介入を排した自立的な運営を確立する方針を確認している。

東京大学新聞社は、日本共産党東京都委員会に自治会の活動に関与した事実があるか書面で問い合わせたが、29日正午現在回答は得られていない。


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