今年度の新入生歓迎フェスティバルについて

東京大学駒場学生自治会正副委員長 殿

東京農工大学学生会副執行委員長、新フェス実行委員 ●●●●●●

東京農工大学新歓委員長、新フェス実行委員 ●●●●●●

前東京農工大学新歓委員長、新フェス実行委員 ●●●●●●

東京農工大学学生会執行委員長 ●●●●●●

春暖の候、まずはご健勝のこととお慶び申し上げます。さて、我々は新入生歓迎フェスティバル(以下新フェス)の開催にあたり、運営に携わるなどして活動しております。しかし先日、貴自治会が、新フェスに直接的には参加しないことを決定したとお聞きしました。この決定が下されるにあたり大変残念であります。そしてそれを踏まえ、少なくとも今年度の新フェスに貴自治会が例年通り参加することを強く望みます。理由は以下の通りです。

貴自治会が正式に参加しない場合、新入生に対する広報が減少される可能性が高く、しかもって参加店舗数が例年より大幅に減少すると考えられます。毎年新フェスにかかる費用のうち、模擬店出店外(ステージ、会場費など)は出店店舗ごとに折半する形となっており、農工大ではそれをすべて学生会費から支払っています。ゆえに、東大の参加店舗数が例年より減った場合、農工大の学生会費から支払う額、つまり大学学生1人当たりの負担額が大幅に上昇します。さらに、この増額分は昨年度の学生大会で予算案として計上されておらず、学生会費からの支払いは困難なものとなります。この状況の中で、農工大の参加の可否に関してはさらなる議論が必要ですが、両方の場合について、予想される悪影響を以下に述べます。

1 農工大が新フェスに参加する場合

農工大は従来模擬店以外の費用として、1店舗当たり3万円を負担してきました。しかし、今年度の新フェスを従来通りの設備を伴って行う場合、それ以上の出費が必要となってきます。

先日協議した結果、農工大では学生の負担を考慮し、従来以上の出費をしないことを決定しました。ゆえに新フェスの設備は質素なものとなり、我々が参加する場合は農工大の学生が本当に新フェスを通して交流し、学び、成長できるとは言い難いものとなります。

2 農工大が新フェスに参加しない場合

農工大が不参加の場合は、新入生から入学時に振り込まれた新フェス費が無駄になってしまいます。これはもし執行されない場合は、原則として新入生300人すべてに返金する必要がありますが、かかる労力的に考えてほぼ不可能です。ゆえに、農工大で独自に新歓を企画し、予算を執行することが必要です。これを今、一から企画するとなると新入生たちにとって最善のものが提供できるかは分かりませんし、我々にとっても負担になります。

我々は新年度生として、また新入生を歓迎するべきものとして、農工大生の受けるべき利益を守る義務があります。今回のような貴自治会の唐突で、一方的な決定は到底納得のいくものではありません。今年度の不参加の決定はより早急になされるべきであったと思います。確かに、貴自治会に全員の参加・不参加に関して学園内で議論し、決定する権利を有しますが、しかし、その決定によって他学園に対して不利益を生じさせる権利まではありません。この決定を撤回し、自治委員会を使った積極的な広報を行うなど、従来通り新フェスに参加されることを望みます。これからも学園の自治会を担う者同士、互いに良好な関係を気付き、ますます発展し続けることができるよう、良い返事をお待ちしております。

以上


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